「36回目の冬を迎える花」
夏の間、事務所の外で陽をいっぱいに浴びていたハイビスカス・ブーゲンビリアの鉢植えを、先週、寒さが来る前に室内へ移しました。すると数日後、ブーゲンビリアが真っ赤な花を咲かせてくれました。
外では冬の気配が漂い始めていますが、事務所の中だけは少しだけ夏の香りが残っているようです。
思えば、この花が当社の事務所で冬を越すのは今年で36回目。厳しい寒さの中でも、変わらず咲き続けるその姿に、日々の仕事への励ましを感じます。
自然の力強さや、環境が変わっても咲き続ける生命のたくましさは、私たちのものづくりにも通じるものがあります。
外が雪に覆われても、この花はまた静かに咲くでしょう。今年も小さな花が、季節を超えて私たちに前向きなエネルギーを届けてくれました。

