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AIが突きつける「人間の不完全さ」と未来へのバージョンアップ | 2025.08.21
経営をしていると、日々の出来事の中に小さな学びや大きな気づきがあります。今日はその中から、特に心に残ったことをお伝えしたいと思います。
先日読んだ新聞記事に「AIが突きつける現実」という見出しがありました。その中で、人間の知能が従来考えられていたほど高度なものではなく、むしろ「予測や蓄積の繰り返し」にすぎないのではないか、という指摘がありました。まさに「人間は本当に優秀なのか?」という根源的な問いを突きつけられる内容でした。
一方で、私はこうも考えます。不完全だからこそ人間は進化し、生き延びてきたのではないかと。ミスを犯しながらも修正し、仲間と協力し、環境に適応する。その柔らかさが人間の強みであり、AIには真似できない「しなやかさ」です。完璧さを求めるのではなく、不完全さを受け入れ、それを力に変える。そこに人間らしさの価値があると感じます。
しかしながら、これからは「不完全さを抱えたまま」では済まされない時代でもあります。気候変動や少子高齢化、AIの急速な進歩といった大きな社会課題は、従来の発想だけでは乗り越えられません。まさに、人間自身が「バージョンアップ」を迫られているのです。知識の習得スピード、柔軟な判断力、そして倫理観や価値観のアップデート。これらを磨くことで、人間とAIが共存しながら新しい社会をつくっていくことができるはずです。
パーパス経営の視点から見ても、この課題は重要です。企業も人も「存在意義」を問い直し、不完全さを武器に変えていく必要があります。AIが得意とする効率や計算に頼るだけでなく、人間ならではの創造力、共感力、倫理的な意思決定をどう活かすか。そこに未来の経営の答えがあると考えています。
「人間は完全ではない」――その事実を恐れるのではなく、それを前提に次の一歩を踏み出す。そうすることで、私たちはAI時代においても人間らしく、しなやかに進化できるのではないでしょうか。
皆さんは、不完全さをどう自分の力に変えていますか?そして、どんな「バージョンアップ」を未来に向けて考えていますか?
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AI時代における「依存」と「飛躍」の境界線 | 2025.08.21
新聞記事で「AIへの愛着に潜む危険」という見出しを目にしました。SNSの黎明期と同じように、私たちは新しい技術に熱中するあまり「依存」に陥るリスクがあるという指摘です。確かに、便利さに甘えすぎると、自分の思考や判断力を手放してしまう可能性があります。
しかし一方で、最新のGPT-5が登場し、ますます高度なアウトプットが可能になった今、私は逆に「とことん使い倒す」くらいの覚悟で自分を高めたいと思いました。大切なのは、AIに従うことではなく、AIを通じて自分の考えを磨くことです。つまり「使い倒す」と「使いこなす」を両立させることが、未来のリーダーに求められているのではないでしょうか。
会社経営も同じです。便利なシステムを導入しただけでは成果は出ません。それをどう活かし、社員やお客様にどんな価値を還元できるかが重要です。パーパス経営の観点から言えば、「人が中心にある」ということを忘れずに、技術はそのための支えであるべきです。
未来を考えるとき、私は「AIに依存しすぎるリスク」と同時に「AIを使いこなす可能性」を強く感じます。判断を委ねるのではなく、意思を強めるために。AIは人を超えるのではなく、人の可能性を押し広げる存在になり得ると信じています。
皆さんは、AIを「依存」ではなく「飛躍」のために、どう活かしていきますか?
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会社の花壇にチューリップが咲きました! | 2025.04.22
会社の花壇にチューリップが咲きました。今年もいろんな色の花が元気よく顔を出してくれて、見ているだけで気持ちが明るくなります。せっかくきれいに咲いたので、その中から何本かを摘んで、事務所の窓辺にある花瓶に飾ってみました。いつものオフィスが、ぐっと春らしく、ちょっと華やかになったように感じます。花があるだけで、ふとした瞬間に気持ちがほっとするから不思議ですね。
今回の写真は、春らしい雰囲気を大切にしながら、春霞のような淡いトーンで撮影してみました。やわらかな光と、チューリップのやさしい色合いが溶け合って、なんとも言えない穏やかな空気感を表現できたと思います。目に映る風景も、ほんの少し意識を変えるだけで、こんなに優しく心に届くものになるんだなと実感しました。
今年のチューリップは、赤やピンク、オレンジに紫と、色とりどりで、どの花にもそれぞれの個性があります。中には八重咲きのふんわりとした花や、花びらがグラデーションになっているものもあって、見ているだけで心が弾みます。そんな花たちを、やさしいピンク色のガラスの花瓶にまとめてみたら、まるで春をそっと閉じ込めたような感じになりました。
この花瓶、実は形も少し波打っていて、光が当たると虹色にふわっときらめくんです。チューリップの丸みのあるフォルムともぴったり合っていて、お互いの魅力を引き立て合っているように見えました。ほんの少しの工夫で、いつもの風景がちょっと特別な空間に変わるんだなぁと、あらためて感じた瞬間です。
こうして身近な場所に季節の花を取り入れるだけで、気分がぐっとリフレッシュされるものですね。朝のはじまりにふと花を目にすると、自然と笑顔になれて、心が穏やかになります。これからも、季節ごとの花を楽しみながら、日々の中にほんの少しの彩りと、やさしさを加えていけたらと思います。

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2025年新年のご挨拶と抱負 | 2025.01.17
2025年新年のご挨拶と抱負
目次
- はじめに
- 昨年の取り組みと成果
- 新たな試み:3Dアニメーション動画制作への挑戦
- お客様との信頼とイメージ共有を目指して
- まとめ
- よくある質問
はじめに
新年あけましておめでとうございます!2025年を迎え、今年も新たな挑戦とともに一歩一歩着実に進んでいく決意を新たにしています。当社、五十嵐工業では、これまでもお客様に最高のサービスを提供するため、様々な取り組みを行ってきました。特に、建築制作物は製品が大きく、完成後に初めて全貌を見られることが多いため、お客様とのイメージ共有をどう深めるかが重要なテーマでした。
本ブログでは、昨年の成果を振り返りながら、今年の新たな取り組みとしてスタートする「3Dアニメーション動画制作」についてご紹介します。これからもお客様と手を取り合い、より良い製品作りに邁進していく当社の抱負をどうぞご覧ください!
昨年の取り組みと成果
2024年を振り返ると、当社では「3D詳細図面」や「メタバース空間での打ち合わせ」など、最新技術を活用したコミュニケーション方法を積極的に採用しました。これにより、お客様は完成品のイメージをより具体的に把握できるようになり、スムーズな意思決定や細部へのこだわりを反映した製品作りが可能となりました。
また、お客様からは「図面だけでは理解が難しかった部分がクリアになった」「完成前から完成品のイメージがしっかり共有できた」といった高い評価をいただきました。これらの取り組みを通じて、お客様との信頼関係をさらに深めることができたと感じています。
新たな試み:3Dアニメーション動画制作への挑戦
2025年、当社は新たな試みとして「3Dアニメーション動画制作」をスタートします。この取り組みは、製品がどのように動き、設置され、どのように使用されるのかを視覚的に伝えるためのものです。従来の3D図面やメタバース空間での打ち合わせも非常に有効ですが、アニメーション動画ならではの動きやシナリオを通じて、より具体的で直感的な情報提供が可能になります。
例えば、大型建築物の設置手順や、細部の仕組みを可視化することで、お客様は完成品に対する安心感や期待感を持つことができます。また、動画を活用することで、より多くの方々に当社の技術力や製品の魅力を発信していくことも目指しています。
お客様との信頼とイメージ共有を目指して
五十嵐工業では、お客様との「信頼」と「イメージ共有」を何よりも大切にしています。今年の3Dアニメーション動画制作は、その思いを形にする一つの手段です。これからも、最新の技術を積極的に取り入れながら、製品の完成イメージをより鮮明にお伝えし、お客様と共に理想の製品を作り上げていきたいと考えています。
また、お客様のご意見やご要望を伺いながら、これまで以上に双方向のコミュニケーションを強化していく所存です。今年一年も、五十嵐工業が創り出す製品が多くの方々に喜んでいただけるよう、全力を尽くしてまいります。
まとめ
2025年も、五十嵐工業は挑戦を続けます。45年培った技術と信頼を土台に、新たな取り組みとしてスタートする「3Dアニメーション動画制作」を通じて、より多くのお客様に製品の魅力と安心感をお届けします。これからもお客様との信頼関係を深めながら、より良い製品作りを追求してまいりますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
よくある質問
Q1. 3Dアニメーション動画はどのように活用されますか?
A1. 製品の完成イメージや設置手順、使用方法を具体的にご覧いただくために使用します。Q2. 動画制作にどのくらいの期間がかかりますか?
A2. 動画の内容や規模によりますが、通常2~4週間程度を想定しています。Q3. 他社での打ち合わせにも対応可能ですか?
A3. はい、他社様との共同プロジェクトにも柔軟に対応いたします。Q4. メタバース空間での打ち合わせは今後も継続しますか?
A4. 継続して行います。3Dアニメーション動画と併用することで、さらに充実したサービスを提供します。Q5. アニメーション動画はどのようなフォーマットで提供されますか?
A5. MP4形式など、一般的なフォーマットで提供可能です。お客様のご希望に合わせて対応いたします。
2025年も五十嵐工業をよろしくお願いいたします!
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「メタ産業革命」より | 2024.12.06
「メタ産業革命」を読んで当社が推し進めている行動指針がより顕在化したように思いました
バーチャルの力が現実を超えるとき本書の核心は、「メタバース」という言葉に象徴されるように、デジタル空間が静かな娯楽やゲームの領域を超えて、経済や社会の中心的な舞台となるという展望です。 「バーチャル」がはっきりと分かれている感覚がありました。しかし、これからはそれぞれが重なり合い、補完し合う新しい形が生まれてきます。例えば、リモートワークやオンライン教育の進化は、すでにその兆しの一つかもしれません。 特に印象的なのだたのは、これが考える技術的な進化ではなく、私たちの「仕事の在り方」を根本から変える可能性があるという指摘です。自由度が増すことで、従来のオフィスや通勤といった概念が陳腐化する日も遠くないかもしれません。 私たちの仕事はどう変わるのか? 本書を読んで、特に「仕事」の未来像について強く感じたのは以下の2点です:
1.「場所に縛られない仕事」 メタバース空間を活用することで、地理的な関係はなくなります。自宅から仮想オフィスにログインし、そこにいる世界中の人々とコラボレーションする未来が現実のものとこの流れは、ただ効率化を求めるだけでなく、多様性を受け入れる新しい職場文化を生む可能性もあります。
2.「自己表現」
従来の仕事は、どちらかというと効率性や生産性が重視されてきました。なにがやりたいかが重要になると感じました。個性的なアバターや創造的なスキルが、仕事の評価基準になる時代が来るかもしれません。
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ベランダ付きカーポートでペットのための遊び場を作ろう! | 2024.10.28
1. はじめに
ペットを飼っている皆さんにとって、愛犬や愛猫が思い切り遊べるスペースはとても重要ですよね。 特にマンションや限られたスペースでの飼育では、安心して遊ばせられる環境をどう確保するかが大きな課題になります今回は、ベランダ付きカーポートを利用したペットのための遊び場づくりをご提案します。 車の駐車スペースを確保しながら、ペットにとっての「第2の庭」となる空間を実現するアイデアをペットが楽しみながら安全に配慮した工夫が詰まった、魅力的なスペースを一緒に考えてみませんか。2. ベランダ付きカーポートの魅力と活用アイデア
ベランダ付きカーポートは、通常のカーポートに上階スペースがかかることで、車を駐車するだけでなく、家族やペットが活用できることが大きな魅力です。たとえば、フェンスや柵をしっかり確保しながら、ペットの安全性を確保しながら、開放的な空間で自由に遊ばせることができますカーペットやマットを敷き、滑りにくく快適な足元を作ることで、ペットの体への負担も軽減されます。3. ペットが喜ぶ遊び場の作り方
ペットが本気で楽しめる遊び場を作るためには、遊びの要素を盛り込んだアイテムを取り入れるのがポイントです。例えば、猫ならキャットタワーや爪とぎ、犬なら小さなトンネルや登り台などを配置することで、ペットまた、風通しの良い設計を心がけ、熱がこもりにくい工夫を大切です。 さらに、ペットが快適に過ごすためのサラダや屋根を用意し、楽しい日光を遮ることで、日差しの強い日でも安心して遊ばせられる環境が整います。4.ペットがリラックスできる環境作りのポイント
遊び場とリラックススペースを両立させるために、安らげる休憩エリアを広げることが理想です。例えば、ふかふかのベッドやクッション、ペット用のハンモックを設置すると、遊ぶだ後にゆっくり休めるスペースが確保できます。香りが穏やかなリラックスな観葉植物を定めたり、心地よい音楽を流れたり、ペットがしやすい雰囲気を演出することも効果的です。 特に犬は家族の気配を感じながら過ごすと安心感が進むため、主が見守る位置に休憩エリアを配置するのもおすすめです。5. まとめ
ベランダ付きカーポートをペットの遊び場として活用することで、限られたスペースでも安全で快適な環境が整います。 フェンスの設置や快適な床材の検討、ペットが楽しめるアイテムの配置など、工夫次第でペットがのびのびと快適空間が実現可能です。また、リラックスできる要素を取り入れることで、遊びと休息の両方を考慮した理想的な場所となるでしょう。皆さんもペットを愛するために、楽しい遊び場づくりにぜひ挑戦してみてください。よくある質問
Q1:ベランダ付きカーポートはどのようにペットの安全を確保できますか?
A1:ベランダ部分にしっかりとしたフェンスや柵を設置し、あえてを防ぐことが安全対策のポイントです。マットにするのが難しいので安心して遊べる環境を作ります。A2
:シェードや屋根を設けて日光を遮ってもよいでしょう。風通しをよくすることで熱中症対策にもなります。Q3: 猫と犬が一緒に遊べるスペースにするための工夫は?
A3:キャットタワーや爪とぎといった猫向けのアイテム、そしてトンネルや登り台など犬向けのアイテムを分けて設置し、それぞれの動物が安心して過ごせるような配置にしましょう。Q4:どのような素材がペットに優しいですか?
A4:クッション性のあるラバーや滑りにくいカーペットが良いでしょう。 ペットが過ごしやすいだけでなく、爪を折れにくい素材もおすすめです。Q5:リラックスが興奮しやすい場合、させるための工夫は?
A5:落ち着いた音楽を流したり、観葉植物など視覚的に癒しを考えるアイテムを置いておくことで、効果が期待できます。

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